イメージ画像

潰れ地が生じない場合

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Yahoo Bookmark

広大地の価額=広大地の面する路線の路線価×広大地補正率×地積

広大地補正率=0.6-0.05×広大地の地積/1,000平方メートル

ですので 100㎡の土地の場合は 路線価から45%減の評価となります。

路線価で 2億の土地ならば 1億1千面円 評価減は9千万円ですから

相続税率が30%程度の場合は 2千7百万円の相続税の減少になります。

 

原則 1000㎡以上の広い土地は 広大地として 評価されます。

大都市近郊 西宮 尼崎の場合は 500㎡以上です。

 

広い土地でも マンション適地や潰れ地が生じないように開発が可能ならば

広大地の適用がありません。

潰れ地とは 開発道路 位置指定道路の事です。

角地や2方路線に面した宅地

kadoti

上記のような形の土地は 潰れ地が生じさせなくとも

分割が可能です。

分割する面積は その土地の標準的な宅地の面積になります。

 

hirokubunn

税務署から否認されるような土地でも

一方の道路側に駐車場を設置して置けば

上の緑色の部分を除いて 開発することになりますので

黄色の土地の部分

黄土色の土地の部分は 広大地の適用が可能になります。

相続前に駐車場として置かなければなりません。

 

相続前に 利用区分を駐車場にしていない場合は

緑の部分を別の相続人に相続させ

土地を二分割させ 広い黄色や黄土色の部分だけでも

広大地評価させることが可能になりあます。

この場合は 相続後 分割すれば良いので

安全確実に広大地を適用させる方法です。

 

角地や2方路線に面した土地の場合

広大地の否認例が多く、

否認されると 側方影響加算や2方路線加算などで

時価よりも高い相続税評価額となる恐れもあります。

広い土地なら必ず 広大地になるように工夫しないと

いけないと思います。

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

タグ

2013年6月22日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:広大地

トラックバック&コメント

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ